金型コマンド V4.2J
説明
1.穴削除コマンド
製品となる立体に穴などの空洞がある場合、穴削除コマンドにより穴をふさぎ、さらに穴となる立体(穴パーツ)を生成します。ここで穴パーツは穴パーツ登録コンポーネントに格納されます。穴パーツは最後にキャビティまたはコア立体に結合します。
2.パーテイングラインの押出によるパーテイング面生成コマンド
キャビティ&コア切断の稜線(パーテイングライン)を押し出してパーテイング面を生成します。生成されたパーティング面はパーティング面登録コンポーネントに格納されます。
3.パーテイングラインのオフセットによるパーテイング面生成コマンド
キャビティ&コア切断の稜線(パーテイングライン)をオフセットしてパーテイング面を生成します。生成されたパーティング面はパーティング面登録コンポーネントに格納されます。
4.パーティング面の接続面生成(パーティング面の隙間を埋める)コマンド
繋がっていないパーティング面の隙間にパーティング面を生成します。生成されたパーティング面はパーティング面登録コンポーネントに格納されます。
5.パーティング面の結合コマンド
複数のパーティング面を1つのサーフェスボディに結合します。選択するパーティング面は登録コンポーネントよりまとめて選択することができます。
6.入れ子(直方体)作成コマンド
製品となる立体にマージン距離またはx軸、y軸、Z軸寸法を与えて金型外形(直方体)を生成します。
7.入れ子(円柱体)作成コマンド
製品となる立体に円柱半径、高さ、深さ距離を与えて金型外形(円柱体)を生成します。
8.パーティング面(1つのボディサーフェスボディ)による分割コマンド
生成されたパーティング面で、金型立体をキャビティとコアに分割します。
9.穴パーツ結合コマンド
穴削除コマンドにおいて生成された穴パーツをキャビティ立体またはコア立体に結合します。穴パーツの選択は穴パーツ登録コンポーネントよりまとめて選択することができます。
10.パーテイング面結合コマンド
作成された複数のパーテイング面がオーバーラップした場合に2つのパーテイング面を合体するコマンドを追加しました。(v4.1)
11.パーテイング面抽出コマンド
製品立体の面をパーテイング面として抽出するコマンドを追加しました(V4.1)。