Revit Extension for Structure Japan 2023

Revit Extension for Structure Japan 2023

Win64, 日本語

オートデスク株式会社
日本の構造設計に特化したツール群(ST-Bridge Link・図面化補助)のAutodesk® Revit® 2023用アドオンです

一般的な使用手順

「JP構造」タブの各機能のボタンから起動します。

 

<伏図自動修正>

伏図を作成する平面図ビューを開き「伏図自動修正」コマンドを実行します。ダイアログ上でレベル登録を行い,希望レベルに対する表示設定を行います。「OK」ボタンを押すことによりダイアログで設定したレベルが基準レベル,参照レベルになっていない大梁,小梁,水平ブレース,スラブ,柱,壁,鉛直ブレースが非表示になります。

 

<特記外設定>

特記外設定を行うビューを開きます。「特記外設定」コマンドを実行します。構造用途ごとに特記外とする符号タグ,符号とレベルタグ,レベルを設定します。「非表示」ボタンを押すと,設定内容に合致するタグが非表示になります。

 

<RC断面リスト作成>

RC造の柱や梁を含むRevitプロジェクトファイルを開きます。RC断面リスト作成が必要とする矩形柱パラメータ,円柱パラメータ,梁パラメータ,片持ち梁パラメータが追加されていない場合,専用ツールにて各構造部材ファミリ(RC構造柱,RC構造フレーム)にパラメータを追加します。各ファミリに追加されたパラメータ項目に必要となる鉄筋情報などを入力してください。その後「柱リスト」または「梁リスト」ツールを実行することにより各種断面リストが作成されます。

 

<S断面リスト作成>

S造の柱や梁を含むRevitプロジェクトファイルを開きます。S断面リスト作成が必要とするS柱H形鋼パラメータ,S柱角形鋼管パラメータ,S柱鋼管パラメータ,CFT柱角形鋼管パラメータ,CFT柱鋼管パラメータ,S梁パラメータ,S片持ち梁パラメータが追加されていない場合,専用ツールにて各構造部材ファミリ(構造柱,構造フレーム)にパラメータを追加します。各ファミリに追加されたパラメータ項目に必要となる鉄筋情報などを入力してください。その後「柱リスト」または「梁リスト」ツールを実行することにより各種断面リストが作成されます。

 

<ST-Bridge Link>

ファイル選択ダイアログより,希望の「.stb」ファイルを選択します。各部材の変換確認(対応ファミリの確認)を行い,レベルマッピング,マテリアルマッピングと続き,最終的にモデルが生成が実行されます。生成後に変換ログが表示されますので変換状況を確認可能です。

 

<マッピングテーブル>

アイコンとして「マッピングテーブル編集」「柱脚ファミリパス設定」「柱脚マッピングテーブル編集」「一括パラメータ追加」そして個別パラメータ追加機能として「構造柱用」「構造フレーム用」「構造壁用」「構造床用」「構造基礎用」の各アイコンをご用意しております。メインとなる,マッピングテーブル編集機能実行すると,Excelが起動します。

 

詳細につきましてはヘルプをご参照ください。

スクリーンショット

コマンド

インストール/アンインストール

このApp / Plug-inをAutodesk App Storeからダウンロードしたときに実行されたインストーラは,app / plug-inのインストールを開始します。 または,ダウンロードしたインストーラをダブルクリックして,app / pluginをインストールします。

このプラグインをアンインストールするには,現在実行中の場合はAutodesk製品を終了し,インストーラを再実行して[アンインストール]ボタンを選択します。 または,コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能(Windows 10 / 11)をクリックして,システムから他のアプリケーションと同様にアンインストールします。

追加情報

既知の問題

問い合わせ

会社名: オートデスク株式会社

作成者/会社情報

オートデスク株式会社

サポート情報

営業時間外を除く,週5日午前9時から午後5時まで(通常,月曜日の朝から金曜日の夕方まで)。

バージョン履歴

バージョン番号 バージョンの説明

2023.0.1.0

機能改善といくつかのバグ修正を行いました。 ----- 改善 柱脚マッピングテーブルを4に更新 改善 同梱の柱脚ファミリを更新 ----- 修正 Import2.0:SRC柱□形変換対象外のログが○形として出力されていた 修正 差分変換:同一符号別断面の新規床タイプがあるとエラーになる 修正 差分変換:大梁と片持梁を同時に差分変換すると片持梁が変換されない 修正 差分変換:軸は始端終端の両方がSTBと違う場合に移動 修正 差分変換:柱を新たに作成する場合、既存のタイプだと作成できない 修正 Import2.0:軸のマッピング指定時、移動量をプロジェクト情報に保持するよう変更 修正 Import2.0:柱頭柱脚のオフセットがない間柱の場合、梁~梁間となるようにオフセットを調整 修正 Import2.0/差分変換:複数のハンチ長がある場合に正しく変換されない 修正 差分変換:スラブレベルが変更されない 修正 Import2.0:柱に接続していない梁の継手距離はSTBそのままの値を設定 修正 Import1.4/2.0:柱の始端終端条件が設定されない

2023.0.0.1

初版
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