ConsoleCapture
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説明
ConsoleCaptureは、Autodesk® Revit®やその他のアドインから出力されるデバッグログをリアルタイムで表示するためのツールです。アドインのデバッグ等にご使用ください。詳細はこちらのページをご確認ください。
ツールの機能
検索
パネル上部の検索バーで、クラス名(Class Name)およびメッセージ(Message)をキーワード検索できます。
表示・非表示
サイドメニューのボタンで各列の表示・非表示できます。また、タイプがCONSOLEの行とDEBUGの行をそれぞれ表示・非表示できます。
コピー
選択コピー:行を選択してCtrl + C
すると選択した行だけコピーできます。
一括コピー:パネル右上のコピーボタンをクリックすると全ての行を一括コピーできます。
デバッグログの出力
デバッグログの出力には、主にConsoleクラスを使う方法と、Debug/Traceクラスを使う方法があります。
Consoleクラス
Consoleログはプログラムとして標準出力や標準エラー出力にメッセージを表示する必要がある場合に使います。
// メッセージを表示し改行
Console.WriteLine("ConsoleWriteLine"); // 出力: ConsoleWriteLine
// メッセージを表示(改行なし)
Console.Write("Console"); Console.Write("Write"); // 出力: ConsoleWrite
// メッセージを表示し改行
Console.Error.WriteLine("Error message"); // 出力: Error message`
Traceクラス
Traceログは製品版でも出力する可能性があるログ出力に使います。
`// メッセージを表示し改行
Trace.WriteLine("TraceWriteLine"); // 出力: TraceWriteLine
// メッセージを表示(改行なし)
Trace.Write("Trace"); Trace.Write("Write"); // 出力: TraceWrite
// メッセージをフォーマットして表示し改行
Trace.TraceInformation("Trace.{0}", "Information"); // 出力: Trace.Information`
Debugクラス
Debugログはデバッグ時のみ必要なレベルのログ出力に使います。デバッグビルドでのみ有効になりリリースビルドでは無効になります。
// メッセージを表示し改行
Debug.WriteLine("DebugWriteLine"); // 出力: DebugWriteLine
// メッセージを表示(改行なし)
Debug.Write("Debug"); Debug.Write("Write"); // 出力: DebugWrite
// メッセージをフォーマットして表示し改行
Debug.Print("Debug.{0}", "Print"); // 出力: Debug.Print`
このバージョンについて
バージョン 1.0.1, 2024/10/24
- テーブルのMessage行の幅に関する不具合を修正しました
- Revit2022およびRevit2023に対応しました