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説明

Helios Link 2023」は、Autodesk® Revit® 2023 から建築数量積算・見積書作成システム「NCS/HELIOS(ヘリオス)」へデータ連携を行うアドインソフトです。Revitで作成したモデルデータをヘリオスのローカルファイルであるTSVファイルとして出力します。このTSVファイルはヘリオス(HELIOS2023以上)で読込むことが可能です。

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効率的なダイレクト連携

この連携は、国際規約に縛られたIFCを使わず、ヘリオスのローカルファイルで実現させたことによって、従来2段階であった変換回数を1段階へと削減し、より精度の高い連携が図れます。また、ヘリオスに必要な最小限の情報に絞り込むことから、より効率的な連携となり、連携時間の大幅な短縮化・スムーズな業務連携へ繋がることが期待できます。

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連携対象オブジェクト

この連携の対象オブジェクトとしては、「柱」「梁(構造フレーム)」「独立基礎」「ブレース」「壁」「床」「部屋」「ドア」「窓」「カーテンウォール」「開口」となります。更に建物情報として、プロジェクト名(⇒物件名)、レベル(⇒階)、通芯(⇒通り芯)も取込み可能です。

柱・梁・独立基礎オブジェクトの各寸法は、ユーザー指定のパラメータから受け取ります。また、各オブジェクトの属性(RC or S)、および形状タイプ(矩形 or 円形)も、それぞれが保有するパラメータで判断します。例えば、X・Y寸法にあたるパラメータが存在すれば矩形、直径にあたるパラメータが存在すれば円形と判断されます。更に、梁の種別(小梁や基礎梁など)、床の種別(床版や土間など)は、そのオブジェクトに付けられた符号によって判別されます。

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その他、受け取れる情報

その他、受け取れる情報として、仕上に関して、各部屋に保有しているユーザー指定のパラメータから、床、巾木、壁、天井、廻縁の5種類の仕上を、最大10層分まで取り込むことが可能です。更には、壁のマテリアル情報から、壁面ごとの仕上も受け取れます。

以上の情報から、ヘリオスの積算機能を使って、数量、更には金額まで算出し、見積書を作成することができます。

このバージョンについて

バージョン 1.3.0, 2023/12/04
Ver 1.0 (2023/4/21)  最初のリリース。 Ver 1.1 (2023/6/09)  ガラス屋根が配置されていると、アプリケーションエラーが発生する現象を修正しました。  通り芯同士が交差していると、連携後「スパン設定」にて印刷できない範囲が出てくる場合がある現象を修正しました。  変換された直後の内部室の「自動置換」は ON と設定されるよう対応しました。 Ver 1.2 (2023/10/13)  壁高さが上限(9999mm)を超えた際、エラーファイルの「設定ファイルに必要な項目」にその壁が出力されてしまう現象を修正しました。 Ver 1.3 (2023/11/29)  床開口部が存在していると、エラー終了する場合がある現象を修正しました。


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